内科/生活習慣病
「いつもと違う体調不良を感じたら…。」まずは、ご相談ください。
- 〜よくある症状〜
- 疲れやすい、だるい、めまい、頭痛、発熱 のどの痛みや咳といったかぜ症状、呼吸困難、動悸、不眠、 体重減少、食欲低下、むくみ、かゆみ、手足のしびれ、麻痺など
- 〜よくある病気〜
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- ・生活習慣病 高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症
- ・呼吸器疾患 かぜ、気管支炎、肺炎、インフルエンザ、咳喘息、気管支喘息など
- ・循環器・甲状腺疾患 高血圧、不整脈、狭心症、心不全、橋本病、バセドウ病など
- ・脳神経疾患 脳血管障害、認知症、片頭痛、めまい症など
- ・腎臓疾患 血尿、蛋白尿、むくみ、膀胱炎、尿管結石など
- ・アレルギー疾患 花粉症、蕁麻疹など
- ・血液疾患 貧血など
- ・骨粗鬆症
- ・その他、検診で要再検査になった、精密検査が必要になったなど。
◎精密検査が必要な場合は速やかに症状に合った医療施設へご紹介いたします。
消化器内科
「おなかの不調を感じたら…。」まずは、ご相談下さい。
- 〜よくある症状〜
- 胸焼け、胃の痛み、もたれ感、腹部膨満感、吐き気、食欲低下、嘔吐・下痢、便秘、腸の痛み、下血など
- 〜よくある病気〜
- 逆流性食道炎、(ピロリ菌感染による)胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍、機能性ディスペプシア、過敏性大腸症候群、感染性胃腸炎、大腸憩室炎、胃ポリープ、大腸ポリープ、便秘症、痔核、アルコール性肝障害、脂肪肝、胆石症など
消化器専門医が診療いたしますのでご安心ください。
また当院では内視鏡専門医による鼻からできる上部内視鏡検査(胃カメラ検査)を行っております。ピロリ菌の検査、除菌も行っていますのでご相談ください。
(大腸の内視鏡検査はご紹介になります。)
◎精密検査が必要な場合は速やかにご紹介いたします。
経鼻内視鏡検査
当院では、ハイビジョン経鼻内視鏡『EVIS EXERA Ⅲ』で検査を行っております。
口・鼻のどちらからも挿入可能な細径のスコープ(先端径5.4mm GIF-H190N)により苦痛の少ない内視鏡検査を行っております。
これまでに口からの内視鏡で苦労された方は苦痛の少ない鼻からの内視鏡をお勧めします。
※上部内視鏡検査(胃カメラ検査)は完全予約制です。
内視鏡検査の流れ
1.検査前日から当日朝の注意事項
- 検査前日の食事
- 夕食は午後7時までに消化の良いもので済ませてください。
- 検査前日の水分
- 特に制限はありませんがアルコール類はとらないでください。
- 検査前日の薬
- 夕方の薬、眼前の薬のある方は、指示のない限り服用しても構いません。
- 検査当日
- 食事はとらないでください。
- 検査当日の朝の薬
- 普段飲んでいる薬のある方は医師にご相談ください。
- 取り外しのできる義歯、差し歯は、はずしていただきます。
- 当日はネクタイ、和服、腹巻、ガードル等、首やお腹を締め付ける服装はさけてください。
2.内視鏡検査の手順
- 胃の中を細かく観察できるように、粘液を除去するシロップを飲んで頂きます。
- 検査が楽に受けられるように鼻と喉の麻酔をします。
- まず鼻の通りを良くする薬をを両鼻にスプレーします。その後局所麻酔のゼリーを両鼻に入れ麻酔をします。
- 喉の麻酔は局所麻酔のゼリーを喉に入れゆっくりと飲んで頂きます。
- 最後に内視鏡の挿入方向を見るために鼻の6~7cm奥までチューブを挿入します。
- 検査開始の少し前に胃の動きを和らげ、胃の中の観察をしやすくするために肩に筋肉注射をすることがあります。
3.検査
- 肩と首の力を抜きリラックスした状態で検査を始めます。
- 径の細い内視鏡を使用していますので無理に飲もうとする必要はありません。
- 検査中はゆっくり静かに腹式呼吸をすると楽に受けられます。
- 当院では検査中、ご自分の胃の中の様子をテレビで御覧いただく事ができます。
- 安心して検査を受けてください。
- 検査は5~10分程度で終わります。
検査中、必要に応じ食道や胃の細胞を採取することがあります。痛みはありません。
また病変の観察をしやすくするために青い色素を胃の粘膜にかけることがあります。
4.検査終了後
- 検査が終了してもしばらくは、鼻と喉の麻酔の効き目が残っています。
- 検査直後はうがいはせず、口はゆすぐ程度にしてください。
- 検査後1時間程度してからお水を飲み、むせないようでしたら消化の良い食事をとってください。
まだ胃カメラは苦しい検査だと思っていらっしゃいませんか?
当院では鼻から挿入可能な径5.4mm極細カメラにより苦痛の少ない内視鏡検査を行っております。
食道ガン、胃ガンの早期発見には定期的な検査を受けていただく事が大切です。
当院の内視鏡(内視鏡自動洗浄機による高水準洗浄施行)及び器具は、すべての症例で学会のガイドラインに沿った洗浄・消毒をおこなったものを使用していますので安心して検査を受けられます。
NBI検査
近年増え続けている、ガン
近年、わが国において、がんにかかる患者様の数がますます増えてきています。
その一方で、内視鏡や外科治療、化学療法、放射線治療法といった医療技術の進歩によって、ガンは早期に処置すれば治る可能性のある病気になってきています。
そもそも、ガンってどんな病気?
ガン細胞とは、細胞の中のDNAが傷つけられることで発生する、異常な細胞のことです。
ガン細胞は血管から栄養を奪って増殖を繰り返し、毒素を出しながら大きくなり、ガン組織となって臓器の働きを妨げます。そして、進行すればするほど、生命がおびやかされることに・・・。しかし逆に言えば、がんを見つけるのが早ければ早いほど、治る可能性も高いということです。
ガンの早期発見のために
ガンが早く見つかれば、大きな手術をせずに内視鏡で取り除ける可能性が高くなります。
しかし、初期のガンは自覚症状がほとんどありません。早期発見のためには、自覚症状がない段階でも定期的に健診を受けることが重要です。
NBIって何?
NBIとはNarrow Band Imaging(狭帯域光観察)の省略をいい、特殊な光を使って粘膜表面を観察する、内視鏡の新しい技術です。
がんの早期発見につながる技術として、世界中の医療現場での貢献が期待されています。
ガンの早期発見につながる新しい内視鏡技術NBI
なぜNBIは早期発見につながりやすいの?
ガン細胞は血管から栄養を補給して増殖するため、ガンの始まりには近くに小さな血管が集まりやすくなります。
NBIは、こうした特微に強く反応する特殊な青い光を照らして観察を行う技術です。
つまり、特殊な光の力で初期がんの特徴的な変化をわかりやすく照らし出すから、通常の光での観察より早期発見につながりやすいといわれているのです。
NBIって大変な検査なの?
NBIを用いる検査は、内視鏡の画像をボタン一つでNBIに切り替えるだけなので、受け方は通常の内視鏡検査とまったく同じです。また、対象の部位も「食道」「胃」「十二指腸」「大腸」「気管支」など、幅広い領域でNBIを使うことができます。
皆さんの健康や安心のために、早期発見につながるNBI検査を受けられることをお薦めいたします。
ピロリ菌検査
ヘリコバクター・ピロリ菌って何ですか?
胃の中に住む細菌で、胃の粘膜にくっつき、毒素を出して、胃に炎症を起こします。
この菌がいると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になりやすく、治っても約7割のかたが1年以内に再発します。最近は胃がんにも関係があると言われています。
ピロリ菌はウレアーゼという酵素を持ち、自身のまわりにアンモニアを作ります。このアンモニアで胃酸を中和して、酸性の胃の中に住んでいます。
ヘリコバクター・ピロリ菌はどのように感染しますか?
最近の感染経路については、家族内での、口を介した感染(口口感染)が大部分であろうと考えられています。
年代別の感染率について
ピロリ菌の感染率は、乳児期の衛生環境が関係していると考えられており、上下水道が十分普及していなかった世代の人で高い感染率になっています。
その感染経路は糞口感染が大部分でした。
ピロリ菌感染の検査はどのようにするのですか?
内視検査を伴う方法
内視鏡検査時に胃の組織を一部採取し、下記のいずれかの方法で検査します。
- 培養法
- ピロリ菌の発育環境下でピロリ菌を培養して調べる方法です。
- 迅速ウレアーゼ試験
- ピロリ菌がもつウレアーゼという酵素を、試薬に反応させて調べる方法です。
- 組織鏡検法
- 染色した組織を顕微鏡で見て、ピロリ菌の存在を直接確認する方法です。
ピロリ菌の検査には、さまざまな方法があります。
内視鏡検査を伴わない方法
- 尿素呼気試験
- 診断薬を服用し、服用前後の呼気(吐き出した息)を採取して調べる方法です。
- 抗体測定法
- 血液中や尿中などに依存する抗体の有無を調べる方法です。
- 便中抗原測定法
- 糞便中のピロリ菌の抗原の有無を調べる方法です。
ピロリ菌はどのような病気と関係しているのですか?
ピロリ菌感染による慢性的な炎症により、ほとんどの人が胃炎になると考えられています。
またこの慢性的な炎症により、萎縮性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がん、胃MALTリンパ腫、胃過形成ポリープなどを引き起こすことがあると考えられています。
ピロリ菌がいると必ず潰瘍や胃がんになるのですか?
必ず潰瘍や胃がんになるわけではありません。
しかし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の人の多くがピロリ菌に感染しており、ピロリ菌は潰瘍発症の大きな原因として考えられております。
また胃がんの患者様はピロリ菌の感染率が高く、胃がんの発症にピロリ菌がかかわっているのではないかと考えられています。
除菌治療は以下の流れで進みます。
ピロリ菌はどのように除菌するのですか?
ピロリ菌を除菌するには、胃酸を抑える薬(PPI)と2種類の抗菌薬の計3種類を1日2回、7日間飲み続けます。
※抗菌薬の働く環境を整えるため、胃酸を抑える薬も一緒に服用します。
除菌治療中の注意点・副作用について
1.薬は医師の指示どおり、1日2回・7日間の服用を守りましょう。
自分の判断で薬を飲むのをやめると、除菌に成功せず、治療薬が効かないタイプのピロリ菌(耐性菌)が発生してしまうことがあります。
2.治療中に胃の病状がよくなっても薬は続けましょう。
除菌検査は胃の症状をとる治療ではなく、ピロリ菌を除菌するための治療ですので、薬は最後まで飲みきりましょう。
3.除菌治療によって軟便や下痢、味覚障害などの副作用が現れることがあります。
これらの症状が出た場合は、主治医や薬剤師にご相談ください。
4.除菌治療中の喫煙・飲酒について
喫煙・飲酒によって、除菌治療が成功しにくくなるといわれていますので、治療中はできる限り禁煙・禁酒することをお勧めします。特に二次除菌中の飲酒は厳禁です。
除菌治療後の来院について
除菌治療が終わったら病院に行かなくていいのですか?
除菌治療に成功したかどうかを検査するため、治療終了後約4週以上たってからの再来院が必要です。また、除菌成功後も定期的に胃の検査を受けて頂くことをお勧めします。
除菌治療後に日常生活で注意することは?
除菌治療後、少数の患者様に逆流性食道炎が起こることが報告されています。これは、除菌により胃酸の分泌が改善したことが原因と考えられていますが、軽症なケースが多く、治療が必要になることはまれです。
世田谷区国民健康保険 特定健診のご案内
待ち時間短縮のため特定健診は予約制となっておりますので電話にてご予約ください。予約なしの受診もできますが混雑具合によりお待ちいただくことがありますので予めご了承願います。
特長
- 健康状態を知るチャンスです。
生活習慣病(糖尿病・脳卒中・心臓病等)の発症リスクが分かります。 - 身近な医療機関で気軽に受診できます。
生活習慣病のリスクが高いと判断された方に、特定保健指導で生活習慣改善のお手伝いをします。 - 希望者の方は肺がん検診、大腸がんも同時に受診できます。
対象 |
40~74歳の世田谷区民健康保険に加入している方
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自己負担費用 |
500円 ※医療機関の窓口でお支払いください。 前年度住民税非課税世帯の方は「無料」となります。
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受診場所 | 当院で受診可能となっております。 |
受診の流れ
- 1.受診券が届く
- 送付された封筒に、住所、氏名が印刷された受診券が入っています。
- 2.受診票に記入する
- ・同封の受診票に、必要事項を記入します。
・受診券に掲載している整理番号を受診票に転記します。
- 3.健診を受診する
- ・「受診券」「受診票」「保険証(世田谷区国民健康保険被保険証)」「自己負担費用」をお持ちください。
注意点
- 検診前日は、アルコール摂取や、激しい運動は控えてください。
- 午前中に受診する方は、受診前10時間程度、水以外の飲食物の摂取を控えてください。
- 医師等から食事指導を受けている方は、その指示に従ってください。
受診結果について
- 受診結果については、当院でお知らせいたします。
各種検診のご案内(特定健診と同時受診)
検(健)診名 | 受診方法 | 対象年齢等 | 受診票(券)の申込 | 自己負担 |
B型・C型肝炎ウィルス検診 | 特定健診と同時受診 | 40歳 | 受診票必要 | なし |
B型・C型肝炎ウィルス検診 | 特定健診と同時受診 | 40歳以上で検診を受診したことのない方 | 申込み必要 | なし |
前立腺がん検診 | 特定健診と同時受診 | 60歳以上 | 受診票必要 | 600円 |
肺がん検診 | 特定健診と同時受診 | 40歳以上 | 申込み不要 | x線のみ100円 x線+喀痰600円 |
大腸がん検診 | 特定健診と同時又は別の受診を選択 | 40歳以上 | 受診方法による | 200円 |
*前年度住民税非課税世帯の方は「無料」となります。
長寿健診のご案内
待ち時間短縮のため特定健診は予約制(8:30~・8:45~)となっておりますので電話にてご予約ください。診療時間内の受診もできますが混雑具合によりお待ちいただくことがありますので予めご了承願います。
対象 | 後期高齢者医療制度に加入している方 |
自己負担費用 | 500円 *前年度住民税非課税世帯の方は「無料」となります。 他の検診と同時受診の場合は、以下の追加費用がかかります。 ・肺がん検診(X線のみ)+100円 ・肺がん検診(x線+喀痰)+600円 ・大腸がん検診+200円 区の検診項目意外の検査を行った場合、別途追加費用が発生します。追加費用の詳細は当医院にご確認ください。 *前年度住民税非課税世帯の方は肺がん検診(X線のみ)・大腸がん検診は「無料」となります。 |
受診の流れ
- 1.受診券が届く
- 送付された封筒に、住所、氏名が印刷された受診券が入っています。
- 2.受診票に記入する
- ・同封の受診票に、必要事項を記入します。
・受診券に掲載している整理番号を受診票に転記します。
- 3.健診を受診する
- ・「受診券」「受診票」「保険証(世田谷区国民健康保険被保険証)」「自己負担費用」をお持ちください。
注意点
- 検診前日は、アルコール摂取や、激しい運動は控えてください。
- 医師等から食事指導を受けている方は、その指示に従ってください。
受診結果の取扱い
- ◆受診結果については、当院でお知らせいたします。
各種検診のご案内(長寿健診と同時受診)
検(健)診名 | 受け方 | 対象年齢等 | 受診票(券)の申込 | 自己負担 |
B型・C型肝炎ウィルス検診 | 長寿健診と同時受診 | 検診を受診したことのない方 | 申込必要 | なし |
肺がん検診 | 長寿健診と同時受診 | 40歳以上で検診を受診したことのない方 | 申込不要 | X線のみ +100円 (x線+喀痰) +600円 |
大腸がん検診 | 長寿健診と同時受診又は別の受診を選択 | 40歳以上 | 受診方法による | 200円 |
前年度住民税非課税世帯の方は「無料」となります。